先日、駅周辺で見ず知らずの男性に
「これからホテルに行きませんか?」
と、声をかけられた。
そんなに露出の高い服を着ているわけでもなく
メイクが派手なわけでもない。
手には週間少年マガジンとお腹が空いたので買ったカレーパン。
色気の「い」の字も感じられない状態の私を見て
どうして「ホテル」という単語が出てきたのかものすごく不思議だ。
これも、やはり女郎の霊の仕業に違いない…
…という話をしたら
「薬(ホルモン剤…非合法ではないよ)を
飲んでる影響が内側だけでなく、
外側にも出てるんじゃない?
フェロモンが分泌されるとか」
と言われた。
そう言われると、
なるほど、
そんなような気がしないでもない、
ような気になる。
そうでなければ
“週間少年マガジン”と“カレーパン”を持っている姿の
逆立ちしたって“セクシーではない”私に
声をかけるはずがない。
そうか、そうか、薬のせいだったのだ!
女郎の霊の仕業なんかではなかったのだ!!
良かった良かった…
…と、安心してはみたものの、
私が薬を飲む事になったのは
女郎の霊に取り憑かれているせいであり、
結局のところ、
“やはり女郎の霊のせい”で
あるところには変わりないではないか…
と、気づくのであった。